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地元スーパーから商品を

投稿日時:[2011-06-27]

 シワの寄った手でミカンが差し出される。 日本海に面した京都府舞鶴市。屋号は「燦々(さんさ)村 南伊豆」=静岡県南伊豆町。世間話をしていると、5年前に亡くした故郷の母の姿が重なる。山あいの一軒家に、両親と兄、祖母の5人で暮らした。「お母さん、訪問販売で何か買っているみたいよ」。 ぽつんと佇(たたず)む一軒家に、独り暮らす老女たち。「親孝行代行サービス」を立ち上げた内海実さん(右)と妻茂野さん

幼いころ、体が弱い自分に母が添い寝をしてくれるのがうれしかった。 太平洋を望む伊豆半島南端。帰省すると、家に見慣れぬ商品がごろごろしていた。だが、米軍横田基地のそばで始めた弁当屋が軌道に乗り、2人の子育てにも追われて、帰省できるのは年に1、2回。 (続きは朝日新聞紙面でお読みください)。兄に続いて故郷を離れたのは20歳のとき。妻となる同郷の娘を追い、東京に出てきた。地元スーパーから商品を配送する仕事で、内海(うつみ)実さん(60)が山あいの集落を回っていると、お年寄りから声がかかる

その後、祖母と父は他界。配達先は、買い物が重くて持ち帰れない高齢者がほとんどだ。深刻だと気づいたのは、70歳を過ぎて認知症の症状が出てからだ。 「次は、いつ来る?」。お茶でも飲んでいけ、と勧められる。 ある日、親類から耳打ちされた。母は50代で独りになった。そう聞いてくる母の言葉に胸が痛んだ