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RMT >ドラゴンネスト RMT(予約制)

{ドラゴンネスト} 日本語バージョン先行プレイレポート

投稿日時:[2011-04-23]

2月10日,NHN Japanがサービス予定のオンラインRPG「ドラゴンネスト」で,国内初となるプレス向け先行体験会が開催された。

※画面写真はすべて開発中のものです。実際のサービス時には,本稿の内容から一部変更になる可能性があります

 ドラゴンネストは,韓国の開発会社EYEDENTITY GAMESが現在開発中のオンラインRPG。同社の開発チームは,かつて「グラナド・エスパダ」「SUN」「Huxley」「Ninety-Nine Nights」などを手がけたスタッフが集うドリームチームで,本作では誰にでも親しみやすい高品質なアクションの実現を目標にしている。とくに,格闘ゲームと較べても遜色のない緻密なコンボは,普段コンシューマゲームで遊んでいるような人にとっても要注目といえそうだ。


 NHN Japanはこれまでドラゴンネストに関して,ネットカフェを利用してのオフラインイベントや,一般消費者を社内に招いての体験会を行うなど,フィードバック獲得に積極的な姿勢を見せている。そして来週,2月19日(金)からは,全国9地区を対象とした体験会ツアーが開催される予定だ。ちなみに今回の先行体験会は,このツアーで使用されるバージョンのお披露目の意味も含まれている。

 韓国G★会場や国内の一般ユーザー向けイベントに潜り込んでは,せっせとプレイに励み,これまで何度も記事にしてきた4Gamer。だが今回はあらためて,ゲームの基礎部分からじっくり説明していきたい。これから春以降にかけて,オンラインRPGにおける注目の一本となることは確実な本作。これまで注目していなかった人も,本稿をきっかけにこれから情報をチェックしていこう。
今回の先行テストで触れられたのは日本語バージョン。来週からの体験会ツアーでも,この日本語版で遊べる


 まずはゲームシステムの基礎から見ていこう。ゲームジャンルは三人称視点のアクションRPGで,この類のタイトルの経験者なら,全体的に違和感なくプレイできる作りだ。プレイヤーが最初に選べる職業は「ウォーリアー」「アーチャー」「クレリック」「ソーサレス」の4種類。ゆくゆくはクラスチェンジも発生する。

三人称視点のカメラワークは真後ろからでなく,オーバーショルダータイプとなっている。前方の視界を妨げずに遊べる

 確認の意味を含めて操作方法をざっと見ていくと,W/A/S/Dキーで移動,Spaceキーでジャンプ,TABキーで抜刀/収刀を行う。方向キーの2度押しでステップ,Fキーでドロップアイテムの取得,そして数字キーの1~9,0にはアクティブスキルを登録できる。このあたりは,とくに注釈は必要ないだろう。
 マウス操作で視点を操り,これはカメラワークおよび照準に直結する(TPSと同様)。Ctrlキーを押すと一時的にマウスカーソルが表示され,そのあいだは各種UIのメニューへアクセスできる。

今回の体験会ではキーボード+マウスによる操作だったが,正式サービス時にはゲームパッドへの対応が行われる
チャットを行うと,ウィンドウに表示されるほか,キャラクターの頭上に吹き出しとしても表示されるのがかわいらしい

 戦闘では,マウスの左クリックでメイン武器,右クリックでサブ武器による攻撃を行う。クラスごとに3種類のメイン武器が用意されており(ソーサレスだけはサブ武器が3種類でメイン武器は1種類),装備を切り替えることで微妙に違った攻撃スタイルとなる。
 例えばウォーリアーの場合「大剣」「斧」「ハンマー」のラインナップとなっており,それぞれダメージだけでなく,攻撃属性やモーション,ヒット回数,押しっぱなしコンボの内容などが異なる。アクティブスキルを交えることで,格闘ゲームに匹敵する多彩なコンボ技を繰り出すことができるのだが,このあたりについては後ほど詳しく説明しよう。


 特筆すべきは,日本サービスにあたって,ゲームパッドへの対応が積極的に進められていること。移動や攻撃といった基本操作を普通にキー対応させているだけでなく,各種UIへただちにアクセスできるようになっており,すこぶる快適だ。具体的には,特定のボタンを押している間は,方向ボタンがUIメニューを選択する形へと切り替わる。既存のタイトルだと,「ファンタジーアース ゼロ」を思い浮かべてもらうと分かりやすいだろうか。
 ゲームパッドに関しては最終的に,ログイン時のID/パスワード入力とチャットを除く,すべての操作が行えることを目標としているという。これなら,普段は家庭用ゲーム機しか遊んでいないという人でも,安心してドラゴンネストをプレイできそうだ。



ゲームの流れ


 ゲーム内のエリアは「街」「フィールド」「ダンジョン」の3種類に大きく分けられる。街はMMO形式で,それ以外のフィールドやダンジョンへ移動すると,MO形式のインスタンスが生成されるという,近年ではおなじみのスタイルだ。1パーティの最大人数は今のところ4名で,街エリアのチャンネルには,最大500名までが同時接続可能となっている。

街やフィールドのエリアでクエストを受け,ダンジョンへと赴く。ゲーム展開は一般的なオンラインRPGを踏襲している
拠点エリアとなる「街」はMMO形式。大勢の冒険者が準備を整えており,パーティ募集などもここで行われる

 レベルが上がると新たなフィールドやダンジョンがアンロックされる仕組みで,今回プレイできたレベル20のキャラクターだと,合計で三つの街と,七つのフィールドで冒険ができた。ダンジョンは,各フィールドにそれぞれ1~2か所くらいずつ存在している。

フィールド/ダンジョンのエリアはMO形式。部外者とモンスターを取り合ったりすることなくマイペースで遊べる
フィールドエリアでマップ画面を開いたところ。緑色のアイコンは隣接するフィールド/街のエリア,赤いアイコンがダンジョンを示している

 本格的な冒険や戦闘はダンジョンで行うことになる。ダンジョン内部は複数のエリアで構成されており,ゲーム序盤は一つ一つのエリアがそれほど広くなく,長くても5分少々で次へ進めるものが多い。序盤のダンジョンでは,目に付いたモンスターを片っ端からやっつけていけば次のエリアへと進めるが,次第にモンスターが仲間を呼んだり,スイッチを操作して扉を開く必要があったりと,さまざまな仕掛けが登場してくるようだ。そしてダンジョンの最後には,ボスのいる最終エリアが待ち受けている。

エリアの境界には青と赤の丸いゲートがあり,前者が「街またはフィールドへ」,後者が「ダンジョンへ」となっている
パーティプレイの最中は,エリアの出口へ来ると「READY」の印が点灯。全員が集まったところで移動する流れとなる


 アクション全般については,個人的に非常に素晴らしい出来栄えだと感じている。今回改めて驚かされたのはコンボの緻密さで,現行の3D格闘ゲームで行えるようなアクションが,このドラゴンネストでも実現されているのだ。
 最もオーソドックスなコンボは,メイン武器のマウスボタン押しっぱなしによるもので,それだけでも武器種別によって異なる攻撃が4~5連続で発生する。また,通常攻撃を行った次の瞬間にアクティブスキルを繰り出し,“モーションをキャンセル”させてコンボを繋げていくことも可能だ。

ダッシュやアクティブスキルが発動する瞬間など,“ぼかし”の演出を多用している。静止画では伝わりにくいものの,なかなか臨場感がある
同じエリアでも難度が5段階に分かれている。一つの難度をクリアすると,その一つ上がアンロックされる仕組み

 そのほかにも,モンスターをスキルで吹き飛ばし,壁に当てて跳ね返ってきたところに別のスキルを繋げる,あるいは空中攻撃で“拾う”など,多彩なコンボバリエーションがある。しかもマルチプレイでは,味方PCが空中に浮かした敵に,自分がジャンプ斬りを決めるといったコンビネーションも行える。
 モンスターのダウン状態にもいくつかのパターンがあり,「通常攻撃でダウン攻撃がヒットする」のもあれば,「通常攻撃はダウン×だがスキルならダウン○」「密着時に限りダウン○」などといった細かな違いがあるのだ。オンラインRPGで,ここまで細かなアクションを実現しているものは珍しいだろう。

 ベテランのプレイヤーになると,数十~百以上ものコンボを繋げることも可能で,ハメに近い状況も作り出せるという。だが,そうやすやすとコンボが入るのは,難度が低いゲームモードの間だけ。各ダンジョンには5段階の難度が用意されており,それぞれで出現モンスターのステータス値のみならず,AIまでもが異なるという。

今回プレイできたのはゲームの序盤ということで,それほど凝ったトラップは見受けられなかった

 ドラゴンネストでは,違う難度にチャレンジすることで,それまでとは違った攻略法が求められる。代表的な例をピックアップすると,難度によっては敵がコンボを途中で回避して,カウンター攻撃を繰り出してきたりする。またPCからの攻撃を盾でブロックしたり,起き上がり攻撃を繰り出してきたり,大技のアクティブスキルを延々と続けたり,ときには逃げたりもする。

 もっと厄介なのは,モンスター同士でチームワークを発揮することで,HPの高いタンク役のモンスターが前に出て,キャスタータイプがその背後から攻撃魔法を繰り出してくるようになる。さらには,こちらに弱っている味方キャラクターがいたら,狡猾にも集中攻撃を狙ってきたりするのだ。各エリアの最高難度は“アビス”と名付けられているが,その名に偽りなしの戦いが待っていると考えてよい。

モンスターが盾を構えているのが分かるだろうか。難度によってルーチンが細かく変化するのに注目
同じボスでも,難度を変えることで,まるで別の相手と戦っているかのような印象を受けるだろう


クラス紹介


 ゲームスタート時に選べるクラスは,先述したとおり「ウォーリアー」「アーチャー」「クレリック」「ソーサレス」の4種類。残念ながら性別は固定されており,ウォーリアーとクレリックは男性,アーチャーとソーサレスは女性となっている。


 各クラスには異なるストーリーラインが用意されており,スタートする街エリアも異なる。具体的には,ウォーリアーとアーチャーの最初の街は「フレーリー」,クレリックとソーサレスは「マナレージ」という街だ。そして,各街とも三つのフィールドエリアの冒険をクリアしたのち,「キャデラック」という街にて,4クラスすべてが合流することになる。キャデラックに到達するのは,キャラクターレベルにして8~9とのことだ。

フレーリー
マナレージ

 それでは続いて,4クラスの主な特徴を軽く紹介していこう。


○ウォーリアー

 「大剣」「斧」「ハンマー」といった両手武器を操る,近接タイプのアタッカー。力強いコンボと,スピード感のあるジャンプ攻撃を持ち味としている。ウォーリアーに限っては,前進キーを2度押したあとに押しっぱなしにすることで“ダッシュ”が行え,率先して敵の真っ只中に突っ込んでいけるのが気持ち良かった。
 アクティブスキルは,ウォーリアの得意とする近接攻撃系を生かした,豪快なものが揃っている。中距離攻撃タイプのスキルも多少あり,遠隔系のモンスター相手でも極端に不利というわけではなさそうだ。



○アーチャー

 「ロングボウ」「ショットボウ」「クロスボウ」による遠距離用武器を得意とする,レンジ系アタッカー。武器により矢の軌道やスピードなどが変わるため,使い勝手が結構異なる。マウスで照準を直接操るドラゴンネストでは,アーチャーのプレイフィールは三人称視点シューティングそのものといってよい。
 アーチャーのサブ攻撃は“回し蹴り”で,そのほかにもキック系のアクティブスキルをいくつか習得できる。乱戦状態でも意外と活躍できるが,トリッキーな動きのスキルが多く,慣れを要しそうな印象。



○クレリック

 自分や味方への回復/補助魔法に加え,近接戦闘もそこそこイケるクラス。MMORPGプレイヤーにとっては,クレリックというと“後ろでじっとしている”イメージがあるかもしれないが,本作のクレリックは積極的に前に出て,“殴れる”クラスになっている。このあたりはアーケード版「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を彷彿させられ,攻撃的なサポートが好きな人にとっては,たまらないクラスといえそうだ。



○ソーサレス

 遠距離かつ範囲を対象とした,さまざまな攻撃魔法や状態異常系のスキルに特化したクラス。スキルは強力なものの,ほかのクラスと比べてMP消費量が激しく,(MPを消費しない)メイン/サブ武器も織り交ぜて使っていく必要がある。
 実はこのソーサレスに限り,メイン/サブ武器の仕様が違っている。メイン武器は杖による遠距離攻撃で,しばらく押しっぱなしにしてから離すことで“溜め攻撃”も可能だ。そしてサブ武器のほうが「本」「オーブ」「パペット」の3種類の中から選べる。簡単に説明すると,本の場合は“蹴り”,オーブの場合は“自分を中心とした全方位攻撃”,パペットは“前方へ物理攻撃”となっており,敵に接近された場合の対処法によって使い分けることになりそうだ。



ローカライズと日本での運営について


 そのほか今回の体験会では,8対8のPvPモード,アイテムや称号が獲得できるミッションシステムなども確認できた。取材時に1000枚近くのスクリーンショットを撮影してきたので,今回触れられなかったことをまとめつつ,いずれスクリーンショット集などを,別途お届けできればと考えている。


 ちなみに最低動作環境とされるPCのスペックは,今後変更される可能性はあると前置きしつつ,今のところ「CPU:Pentium 4/2GHz以上,GPU:GeForce 6600 GT以上,HDD:4GB以上の空き容量」といったあたり。また,ゲーム内オプションを最高にしてもフレームレートが落ちない推奨スペックは,「CPU:Core 2 Duo以上,GPU:GeForce 8500 GT以上」とのことだ(これも今後変更される可能性はある)。

「ミッション」はNHN Japanからの要望によって実装されたコンテンツの一つ。「実績」のようなもので,特定条件を達成することでアイテムや称号が獲得でき,コレクター魂をくすぐる内容となっている

 そして最も気になる「いつ遊べるようになるのか」だが,現時点におけるドラゴンネストのサービススケジュールは「2010年の上期中」の正式サービス開始が予定されている。韓国ではもう間もなく正式サービスが始まる見込みなので,早くからローカライズ展開を見せてきた日本版も,近いうちに良いニュースが聞けるかもしれない。

8vs.8で楽しめるPvPは,ログイン時に専用の闘技場チャンネルへと移動して行う。現在,韓国版ではこの人数を拡張する作業が行われているが,最終的には16対16ぐらいまで可能になってくれるのだろうか?


 個人的に前々から注目してきたタイトルだが,今回は初のローカライズバージョンに触れられ,俄然期待が高まってきた。もし本稿を読んで興味を持った人なら,2月19日より開催されるオフライン体験会に参加してきっと損はないだろう。詳細はこちらの記事に記しているので,近場に住んでいる人は知人を誘って足を運んでみてほしい。

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