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{アトランティカ} GNGWC 2008 日本地区決勝戦が原宿で開催

投稿日時:[2011-04-26]

韓国ソフトウェア振興院(KIPA)が主催するゲームイベント,「Game & Game World Championship 2008」(以下,GNGWC 2008)の日本地区決勝戦が10月25日,原宿クエストホールで開催された。


 今年で3回目となるGNGWC 2008は,韓国,北米,ヨーロッパ,東南アジア,南米,そして日本の各地区で行われた予選を勝ち抜いた選手達が,最終決戦の地である韓国に集まり,世界一の座を賭けて戦うという国際的なゲーム大会。
 今回行われたのは,日本代表を決定する日本地区決勝戦。ちなみに,ヨーロッパ地区の決勝戦はドイツ,ライプツィヒで開催されるGames Conventionですでに行われるなど,日本以外の地区決勝戦はすでに終わっており,わが日本地区が最後の決勝戦となる。韓国での決勝トーナメントは,韓国最大のゲームショウであるG★の会場を舞台に,2008年11月16日に行われる予定だ。
 日本地区の決勝大会で採用されたゲームは以下のとおりで,それぞれのゲームごとにオンライン予選などを勝ち抜いてきた選手達が原宿に集合したのだ。
 種目は昨年(2007年)の6タイトル(日本地区は5タイトルで戦った)から減っており,さらに10月20日の記事でもお伝えしたように,「SiLKROAD ONLINE」の決勝戦は「ゲームオンフェスタ2008」においてすでに行われているため,会場で争われたのは「ショットオンライン」「NAVYFIELD NEO」,そして「アトランティカ」の3タイトルと,やや寂しい印象を受ける。いや,取材するのが楽だからいいんですが。
 会場はの雰囲気は例によって非常にオープンで,観客とプレイヤーがきっちり分けられることもなく,ギャラリーがプレイヤーの背後に立って観戦できるのはほかの大会ではあまり見られない光景かもしれない。というわけで,個別のタイトルごとに戦いの様子を簡単にレポートしよう。

 一つのチームが20名編成。うち8名がオンライン参加とはいえ,今年も多数のプレイヤーが参加し,独自の盛り上がりを見せたベルクスのNAVYFIELD NEO。会場に設置されたPCの半分以上はNAVYFIELD NEO用に使われていたんじゃないかしら。
ともかく参加プレイヤーの多かったNAVYFIELD NEO

 ランダムに選ばれたマップを使い,制限時間内に敵の艦艇をより多く沈めてポイントを稼いだほうが勝ちというシンプルなルール。ただし,艦艇の種類によって得られるポイントにいくらか違いがあるので,そのあたりに戦略を求められる。もちろん,最も重要なのは各種艦艇のチームワークだろう。
 昨年のGNGWC 2007で世界一の座に輝いたのは何を隠そう日本のチーム「OS2」(関連記事)で,つまりディフェンディングチャンピオンというわけなのだが,今回は「OS-V1」と「OS-V2」という二つに分かれて参戦。観戦中,しばしば,どっちがどっちかよく分からなくなったので理由を聞いてみたところ,保険みたいなもので,どちらかが勝てるだろうという計算によるとのこと。そういえば,昨年も同系の「OS1」と「OS2」が戦っており,うーん,余裕の感じられる話だ。
 結局,決勝戦はOS-V1対OS-V2という同門対決になり,しかも「昨年のチャンピオン(OS-V2がOS2の直系と認められている)は自動的に世界大会に」という発表が試合中にベルクスから行われたため,両チームとも自動的に韓国行きが決定(OS-V2)。むしろ,最後の一席を争った3位決定戦のほうが必死の戦いだったという印象だ。にしても,強すぎだ。
 世界大会に進めるのは3位までで,結果は以下のとおり。ちなみにOS-V1には1位の賞品であるデジタルカメラのほか,10万円分のWebMoneyが贈られた。
NAVYFIELD NEOのスクリーンショット。本文とは関係ありません

 というわけで,ちょっとお話を聞いてみよう。答えてくれたのは,戦艦乗りのzyouteiさんで,大きな船を任されている以上,責任重大なので,ぜひ勝ちたかったという。
Q:勝利の理由はなんでしょうか。
A:チームワークがよかったからだと思います。勝つためにはチームの息を合わせることが大切ですが,その点,我々はコミュニケーションがよくとれていたと思います。
Q:練習はどれくらいしたんですか。
A:だいたい,1か月ぐらいです。人数が多いので集まるのがなかなか大変でした。
Q:NAVYFIELD NEOの面白いところはどこですか。
A:勝ち負けがハッキリつくところですかね。ゲームとしては時間がちょっとかかりますが,敵の大きな船を沈めたときは最高です。
Q:では,世界戦の抱負を。
A:必ず世界一になってきます。自信はありますので,期待していてください。
 以前の記事にもあるように,“昨年のチャンピオンチーム”とはいえ,実は韓国チームとの同時優勝。ネットワークに物理的な問題が発生して決勝戦が行えなかったのである。そういう,ちょっとすっきりしない結末だっただけに,今年はぜひ完勝モードで帰ってきてもらいたい。
 ちなみに大会後,係員が撤収作業を始めているとき,プレイヤーを集めてベルクスから「NAVYFIELD NEOのアップデート予定」が説明されたのだから油断もスキもない。内容には,ええっと驚くようなものもいくつか含まれていたのだが,まだ公表できないということでここでは秘密。近々,まとめて発表される予定なので,しばらくお待ちあれ。
 ネクソンジャパンが日本でのサービスを予定しているMMORPG,アトランティカはついこないだクローズドβテストが終わったばかり。続くオープンβテストが明日(10月28日)から始まる予定だが,対する韓国などではすでにサービスが始まっているため,さすがにこのゲームについては日本選手にとって不利という雰囲気だ。
 もっとも,多くの熱心なファンがすでにユニバーサルサーバーでプレイを開始しており,今回の参加者はそこの口コミなどで大会の存在を知り,予選に参加したとのこと。とはいえ,10月20日に掲載した記事からも分かるように,スケジュール的にはさすがに厳しいものがあったようだ。
 日本地区の決勝戦は,参加した10名の選手がトーナメントで勝ち上がっていく形式で,上位2名が韓国行きの切符を手にするのだ。
 ご存じのようにアトランティカは,ターン制のPvPがメインコンテンツの一つ。プレイヤーは最大で8人のNPC傭兵を雇い,最大9ユニット同士で勝負を決めるのである。ユニットの移動や攻撃にはアクションポイント(AP)が必要で,どのユニットに何をさせるかが重要になる。
 攻撃は前衛が行うのだが,氷の魔法などで前衛が足止めを食うと,後列の遠距離攻撃用のユニットも攻撃できなくなるので,このあたりに頭を使うことになる。ターン制とはいえ,見ている限り展開は非常にスピーディで,また「メテオストライク」といった大型魔法発動時のエフェクトもなかなか派手なので盛り上がる。
 5戦して先に3勝したほうが勝ちという決勝戦は,102(トーフと読む)さんとBahnさんの戦いになった。二人はアトランティカを楽しむギルドの仲間で,アメリカのサーバーで一緒にプレイしているそうだ。「予選は,えーと,あったようななかったような……」と笑うお二人だが,アトランティカの魅力は,PvPがメインでありながら,頭を使ったパズルのような戦いと,かなり運にも左右されるところから,殺伐とした雰囲気がほとんどないところだそうだ。
 先手を取ったのはBahnさんだが,続いて102さんが2連勝してリーチ。そこで力が入ったのか,Bahnさんが続く2試合を取って優勝と,まるで絵に描いたような展開で勝負が決まったのである。戦い方は毎回パターンが異なり,正攻法あり逆転劇ありで,見ているだけで勉強になると語るプレイヤーもいたほどだ。日本人プレイヤーがあまりいないというハンディはあるが,ユニバーサルサーバーで鍛えた腕前をぜひ韓国でも発揮してもらいたい。
 静かながらも,見応えがあったのがショットオンラインの決勝戦。原宿に集まった6人のゴルファーのうち,決勝戦に残ったのはa-mochiさんと腐乱死す子さんの二人で,ステージの上で手に汗握る抜きつ抜かれつの戦いを演じたのである。
 ショットオンラインそのものは,リアルなゴルフシミュレーションだが,舞台となったのは,断崖絶壁の上にグリーンがあったり,巨大な障害物が視界を遮っていたりと,慣れたプレイヤーでもミスしがちな難コース。しかも,普段のプレイと違って30秒という時間制限があり,おまけに衆人環視のステージ上での戦うということで,かなり緊張したそうだ。
 結局,勝利を収めたのは腐乱死す子さんで,難コースにも関わらず,13アンダーという熟練ぶりを見せつけた。詳しくは,「こちら」の記事も参照していただきたいが,残念ながら,優勝した腐乱死す子さんさんと準優勝のa-mochiさんは,都合で世界大会への参加は見送り。レベルの高い試合だっただけに残念だが,韓国に行くことになった3名には,ぜひ二人のぶんもがんばってきてほしい。


 というわけで,朝の9時から夕方6時まで続いたGNGWC 2008も無事終了となった。選手同士のプレイの合間にも,ビンゴ大会やクイズ大会などが行われ,全体としてストイックなe-Sportsのイベントというよりは,ファンの集まりといった印象が強い。
 今回決まった日本代表選手にはぜひがんばってもらいたい。世界大会の模様はいずれレポートする予定なので,ぜひお楽しみに。

 

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